ルノー新型車「キャプチャー」を発表。日産「デューク」ベースのコンパクトSUVは、かなりの美人!
東京モーターショーでジャパンプレミアされたルノーの小型SUV
「キャプチャー」
が2月27日に発売、1月31日には予約受付を開始します。
ルノーの新クロスオーバー「キャプチャー」登場 | webCG
【ルノー キャプチャー 発表】ダウンサイジングターボで力強い走行性能 | レスポンス
「ルーテシア」によく似たボディデザインは、これまた大変美しい!
と、最近なんだか似た車が・・・と思ったら、ホンダの「ヴェゼル」に結構似ていますね。
そういえば、どちらもひとつ下のコンパクトカーからのデザインの系譜、という共通点が。
ルノーは流石によりヨーロッパっぽいデザインで、フロントグリル周りはすっきりしていますけど。
そしてサイズ的にも、
ヴェゼル
全長×全幅×全高=4135x1765x1565mm
キャプチャー
全長×全幅×全高=4125×1780×1565mm
と、真っ向からぶつかるかたち。
これは、海外から意外なライバルが出てきました。
日産の「ジューク」がベースだという話ですが、サイドからリアにかけて盛り上がっていて、確かに「ジューク」のように結構マッシブかも。
しかしフロントのデザインと違和感無く綺麗にまとまっています。
この辺はクーペを意識した「ヴェゼル」よりSUVっぽく、これはこれで魅力的。
まとまり具合に感心しますねえ。
運転席正面は、独特のデザイン。
ナビやエアコンなどをまとめて縁取るのはやはり「ルーテシア」的。
その左右のエアコン吹出し口はルーテシアにはありませんが、被せるような形がユニーク。
インパネも特徴的ではありますが割とえぐみは少ないかな?
私は結構好みのデザインですね。
シフトは一見マニュアルっぽいですが、やはりルーテシアと同様のエフィシエント・デュアル・クラッチ、略してEDC(2ペダル乾式6段ツインクラッチ)。
そしてそれと組み合わされるエンジンは1.2リッター直噴ターボで、出力120psを発生。
ヴェゼルの1.5リッターガソリンエンジン車で131ps、ハイブリッドは132ps+29.5psなので、カタログ上は多少見劣りするかもしれません。
しかし、トルクは低速域の2000rpmから19.4kgf・m(ヴェゼルはガソリン車で15.8kgf・m/4,600rpm、ハイブリッドはモーターで16.3kgf・m/0-1,313rpm)を発生しますので、発進に関しては数値上はキャプチャーが上です。
流石の直噴ターボ。おそらく不満は皆無なのではないでしょうか?
ラインアップは「ゼン」(249万8000円)と「インテンス」(259万8000円)の2種のみ。
これまたヴェゼルのハイブリッドの価格帯と同じくらいで、やはりライバル!?
フランス車といえば「結構安っぽい内装」とか「故障しやすい」とも聞きますが、日産との部品共通化も進んでいるので、その辺の質がどうなっているのか、ある意味楽しみな面もあります。
なにより、キャプチャーは美人さん!
大人気のヴェゼルの納車待ちがじれったいなら、こちらも試乗したり検討してみるのもいいと思いますよ!