六本木で新型デミオに乗って・触ってきました!
7月19日は個人的に出かける用事があったので、途中で思い立って、帰りに
「六本木の新型デミオを見てこよう!」
ということになりました。
一般では世界で最初に触れる貴重な機会でしたが、何とか写真を撮りましたのでいくつかご紹介。
しかし、急な思いつきだったのでデジカメの準備がなく、スマホで撮影し加工した画像となってしまったのはお許し下さい。
展示されていた車は新型デミオの他に「CX-5」、「アテンザ」、「アクセラ」のハッチバックとセダン、といったところだったと思います。
その場にある車は全て「鼓動」デザインを採用した車種、そして色は「ソウルレッド」。
「鼓動」デザインはエグみが強くそれほど好きではなかったのですが、デミオに関してはよくまとまったフロントデザインだと思います。
展示のデミオはガソリン車上級モデルで、細かな変更もあるかもということですが、ほぼ市販バージョンと言っていいものだったようです。
やはり注目度は断然デミオが高く、一番注目されていました。
とはいえ、時間帯の所為か黒山の人だかりというほどのものではなかったですね。
外観リア。
ハッチ部分は結構寝ていて、ホンダ「フィット」などの広さを追求する最近のコンパクトカーとはコンセプトが違うというのがハッキリわかります。
なので、横からのラインもハッチバックらしさもありつつ結構スマート。
ハッチ開口部は正直、ちょっと狭いかなという印象。
しかし人によってはコンパクトカーとしてはこれで充分でしょうし、ぱっと見スズキ「スイフト」などより物が積めそうですね。
どうしても荷物の積載性重視なら、それこそ「フィット」がありますし。
ウインカーランプがついたドアミラー。
内装です。
ダッシュボード真ん中には「マツダコネクト」のディスプレイ。
シンプルながら革系統の白い内張りが適度に上品でいいアクセントです。
地味過ぎず派手過ぎず、その質感は確かにコンパクトカー離れしているな、と感じました。
サラサラとした手触りが実にいいステアリング。
太めですが、慣れると細めのものより扱いやすそう。
ディーゼル車に設定されている中央のタコメーター、ガソリン車ではスピードメーターになる予定のようですね(噂。曖昧な情報ですいません)。
他にはオーディオなどの各種コントロールスイッチが向かって左側についています。
シフト周り。
沢山の人が触って多少くすんでいます。
シフトブーツがいい味出してる、と思うのですが、一緒に観ていた知人は
「昔の車にこういうのあったよね!」
とのこと。
今はみんなそういう感覚なの?
マツダコネクトのコントロール部分。
サイドブレーキやシフトもステアリング同様触り心地が非常に良かったですね。
押し出し成型などの加工ではなく、ちゃんと縫製されているステッチ。
シートなどもバッチリこんな感じでした。
右にはエンジンのプッシュスタートスイッチも見えますね。
運転席側のドア内側。
革の明る目の色があるだけで 高級感が出ます。
オートエアコンの操作系、オンオフは前面のボタンで調節はその周りのダイヤルと、直感的に操作がしやすそう。
個人的にはタッチパネルでなくてよかったな、と思います。
その下にはDVDなどのスロットもありました。
後部座席は画像が一枚のみとなってしまいました。
すみません。
足元は正直やや狭そうでしたが、身長166cmの私だとそれほど窮屈には感じなかったかな?
しかし、その座り心地は良かったです。
長時間乗っていても疲れなさそう。
天井は明るい色で、ダークな感じの「アテンザ」や「アクセラ」とはまた違いますね。
スポーティな車でも強いてダーク系の内装色でスポーツイメージを主張しなくてもいいよ、と思っているので、私はこっちのほうが好きです。
あと、画像を撮り忘れたフロントシート、座り心地とホールド感はバッチリです。
私の乏しい乗車歴で恐縮ですが、ここ数年の国産コンパクトカーでこのフィット感はちょっと他にないですね。
試しにアクセラのシートにも座りましたが、私にはデミオのシートがずっと良く感じました。
シフト、ステアリングの位置もピッタリ。まあ調整できるからですけど。
それは恐らく体のサイズが合ったからということが一番大きいですが、それにしてもいい印象でした。
エンジンは残念ながら始動できませんでしたが(当たり前ですね)、内外装ともに個人的には二重丸。
その印象だけで言うと、ハッキリと「買い」でしたね!
前まではVW「ポロ ブルーGT」や「フィット」のRSなんかもいいなあと思っていましたが、このデミオに触れるとその考えは吹っ飛びました。
あとは市販車を試乗して走らせた印象次第でもありますが、現時点では新型デミオしか買う気がおこりません、と言ってしまいましょう!
もちろん個人的な感想です。
荷物や人を載せることが多いと不満も出そうですが、内装の見た目や座り心地、質感に関してはずっと乗っていたい車に仕上がっていると思います。
この新型デミオのプロトタイプ、これから日本各地で展示されるそうなので、興味がある人は是非見に行ってください。
マツダがどれほど力を入れているかが伝わってきますよ!