スズキ、「AGS(オートギアシフト)」早くも国内投入!搭載車は軽トラックの「キャリイ」!
主に新興国向けと言われていたスズキの新型ミッション
が、なんと早くも日本国内に投入されました!
その搭載車は、去年モデルチェンジした軽トラック
です!
スズキ キャリイ 改良新型…新トランスミッション搭載で燃費19.4km/リットル | レスポンス
この「AGS」の搭載により、最大で5MT車から0.8km/l、3AT車からは2.6km/lの低燃費化が実現。
これは想像以上のモノかも!
スズキのページによると、搭載されるグレードは「KC エアコン・パワステ セットオプション装着車」。
2WDの価格は92万6,640円(5MTは84万4,560円)、4WDが107万5,680円(5MTは99万3,600円)で、それぞれ3AT車と同じ値段設定。
付け加えると、2WDと4WDのカタログ燃費の差は僅か0.2km/lです(2WDが19.4km/l、4WDが19.2km/l)!!
ローギヤード化により5MTより悪路走破性と登坂力に優れ、5MT同様のエンジンブレーキが可能であり、ATと同様のクリープ機能を備え、5段ギアにより3ATより静粛性も高く、そして他のミッションよりも低燃費、と、いい事ずくめのこのAGS。
おまけに上り坂発進時に車が後方に流れるのを抑制する(最大約2秒)「ヒルホールドコントロール」も搭載されるそうで、実用面だけ見るともう3ATを積極的に選ぶ必要は果たしてあるのかな?という気がしてきます。
5MTのメリットもほぼ継承してますから、「MTしか乗れない!」とか「MTが好きだ!」という人以外のユーザーに大いにアピールできそう。
こうして見るとこの新型ミッションAGS、軽トラックとの相性は抜群に見えます。
スズキもその辺を考えて、まず「キャリイ」に搭載したのでしょうかね?
さて、期待の「AGS(オートギアシフト)」、軽トラック特有の「道具としてハードに使われる環境」でどう評価されるかですね。
5MTに置き換わるシロモノなのか、見ものです!