実燃費をランキングする「e燃費アワード2013-2014」発表。新型車部門は「アクア」、軽自動車は「アルトエコ」がトップ!
実燃費が一年間で最も優秀だった車を評価する「e燃費アワード」が発表されました。
2013年に発売された車が対象になる新型車部門と、ハイブリッド車部門両方でトヨタ「アクア(22.4km/L)」、軽自動車では「アルトエコ(22.6km/L)」がそれぞれ1位を獲得しています。
特に総合ランキングというのはありませんが、一応総合では「アルトエコ」がトップということになります。
スズキの軽自動車ならではの車体の軽さも大いに貢献したのでしょうね。
その軽自動車部門、ダイハツの「ミライース(21.7km/L)」が2位、スズキ「ワゴンR(19.9km/L)」が3位と続きます。
魅力的な軽自動車が次々と出てきてちょっと影が薄くなった気もするワゴンR、元々使い勝手の良さが魅力ですし、加えてこの好燃費。
新型車効果で納期が伸びがちな他の車と比べると、やっぱり狙い目な車のような気がします。
新型車部門、貫禄のアクアですが2位はホンダ「フィット ハイブリッド(21.0km/L)」が続いています。
この2台はハイブリッド部門でも同じく1位と2位。
アクアは2年連続で1位ということですが、フィットの登場で今後は熾烈な1位争いとなりそうですね。
新型車部門3位は、トヨタ「カローラフィールダーハイブリッド(20.2km/L)」がきました。
アクアやプリウスに隠れがちですが、長年日本の足として親しまれてきた「カローラ」シリーズ。
そのワゴン版であるフィールダーのハイブリッドはサイズもジャスト、荷物も乗って燃費も良いと良いことずくめなんですね。
個人的にも注目したい車です。
しかしハイブリッド部門の3位はこのカローラフィールダーハイブリッドではなく、レクサス「CT(20.3km/L)」なんですね。意外。
「プリウス(20.3km/L)」はハイブリッド部門で同じく3位。
ハイブリッドの先駆け的な車ですが、段々と他の車が燃費性能を上げてきているのは時代の流れを感じます。
ガソリン車部門では、マツダ「デミオ スカイアクティブ(17.5km/L)」が1位。
値段も手頃、広さもアクアに引けを取らず、コンパクトで取り回しもいいという良い車ですが、このスカイアクティブG搭載車の売りはやはり低燃費。
2位にはトヨタ「iQ(17.2km/L)」、3位にはスズキ「スイフト(16.3km/L)」と、コンパクトカーがやはり強い印象。
iQは面白そうな車ではありますが、実用性も込みだともうちょっと広そうな「デミオ スカイアクティブ」と「スイフト」がベストチョイスですかね。
その他、輸入車部門ではVW「up!(17.9km/L)」、燃費達成率部門でスバル「レガシィアウトバック(11.2km/L
)」がそれぞれ1位という結果。
ざっと数値を見ると、やはりハイブリッド勢は燃費の面で有利だなという印象ですが、思ったよりもガソリン車が頑張ってますね。
特に、軽自動車が本気で低燃費を突き詰めるとハイブリッド以上に低燃費になるのは、お買い物グルマがほしい主婦層などにアピールできそう。
個人的には、デミオが頑張ってたのは嬉しいですね。
やっぱり欲しいなあ。
さて、今回の「e燃費アワード2013-2014」、購入の際の指標として大変参考になりそうですね。
これは毎年楽しみな企画!来年も是非続けて下さい!