スバル「WRX」の、「STI」と「S4」を発売。
かつてインプレッサの高性能スポーツバージョン「インプレッサWRX」がありましたが、そこから独立したスポーツセダン「WRXシリーズ」の最強車種として、
「WRX STI」
が発表。
日本にもついに導入です。
【スバル WRX STI 新型発売】最高出力308ps、走りの粋を極めたシリーズ最高峰モデル | レスポンス
富士重工業、新型「スバルWRX STI」を発売 | webCG
スバル、伝統のショートストローク水平対向4気筒エンジン搭載の新型スポーツセダン「WRX STI」 / 227kW(308PS)の2.0リッターツインスクロールターボ+6速MT - Car Watch
そして同じ「WRXシリーズ」の「S4」も同時に発売。
スバルの新型スポーツセダン「WRX S4」デビュー | webCG
こちらは「STI」より一般向けに振ったモデルのようで、より扱いやすい車になっているようです。
このブルーの似合いっぷりはまさに「STI」といった感じですね。
エンジンは水平対向4気筒2.0リッターターボの「EJ20」。
出力は308psを発生、最大トルクは422Nm、燃費は9.4km/l。
ECUの制御を変更し、従来の「EJ20」よりもレスポンスを向上。
25%ほどのアクセルの踏みこみで従来型の50%を超える加速度ということで、スペックと合わせてまさに走りのモデルですね。
その他にもボディ剛性の向上が図られ、ステアリングレスポンスとコナーの限界性能も大幅にアップしているそうです。
内装は黒地に赤を配したスポーティなもの。
しかしデザイン的には派手さはない、というか正直地味な印象もします。
ミッションは走りを突き詰めた高性能スポーツセダンらしく6MTのみという潔さ。
グレードは「STI」と「STI Type S」の2グレード。
「STI Type S」にはBBSアルミホイール、大型リアスポイラー、ビルシュタインダンパーなどが追加装備されます。
価格は「STI」が379万800円、「STI Type S」は411万4800円となっています。
こちらは「S4」。
より一般向けというだけあって、STIよりぐっと落ち着いた雰囲気です。
「レヴォーグ」によく似ていますが、更におとなしい気がしますね。
「S4」のエンジン「FA20」はそのレヴォーグに搭載された1.6リッターDITエンジンの2.0リッター版という位置づけ。
直噴のダウンサイジングターボですね。
出力は300psを発生。
最大トルクは400Nm、燃費は13.2km/lとなり、「STI」よりも確かに実用的。
こちらもほぼ共通の派手さのない内装デザイン。
もうちょっと凝ったデザインでもいいような気もしますが、これもまたスバルらしいといえばそうなのかもしれませんね。
ミッションは8速マニュアルモードのついたCVT、スポーツリニアトロニック。
マニュアル操作はSTIに任せた格好ですかね。
こちらのS4には最新型「アイサイトver.3」を標準装備。
WRXとしては初採用のアイサイトです。
グレードは「2.0GT EyeSight」と「2.0GT-S EyeSight」の2種類。
「2.0GT-S EyeSight」にはビルシュタインダンパー、18インチホイールの仕様変更、レッドステッチのアルカンターラ本革シート、リップスポイラーなどが追加されます。
価格は「S4 2.0GT EyeSight」は334万8000円、「S4 2.0GT-S EyeSight」が356万4000円。
一般向けとしては300psと十二分な性能に燃費13.2km/lと高性能AWDセダンとしてはそこそこの低燃費。
そして「レヴォーグ」の一つ上の車格。
最近のスバルらしいカッコよさもありますし、これは結構売れそうな気も・・・!
街中で早く走る姿を見てみたいものです。