衝突時にはアクセル全開、時速37kmでブレーキも踏まず・・・マツダCX-5の自動ブレーキ体験試乗会事故
マツダの自動ブレーキ体験試乗会の事故に関して、以前記事として書きました。
CX-5の試乗会で事故のニュース。自動ブレーキの体験中にフェンスに衝突。詳細は確認中。
どうやら運転した男性の操作ミス、というか不適切な操作を行っていた模様。
スピード超過原因か 自動ブレーキ車衝突事故 - MSN産経ニュース
自動ブレーキ事故、運転ミスか 速度超過で作動せず?:朝日新聞デジタル
衝突回避車事故:アクセル全開 30キロ超だった- 毎日jp(毎日新聞)
車載計器で記録を調べたところ、時速37km程の速度だったそうです。
この自動ブレーキシステム「SCBS」が作動するのには条件があり、時速4km~30kmで前方に障害物があると作動。
しかし30kmを越えた時とアクセルを一定以上踏み込んでいるときには作動しないようになっているそうです。
現場はブレーキを踏んだ形跡もなし。
ことごとく作動する条件から外れていたわけですから、ある意味ディーラーも災難ですね。
しかし、こういったブレーキの補助システムというのはあくまで「補助」だという認識は、まだまだ常識というところまでは広まっていないようです。
システムの作動条件に関して、自動車メーカーももっと告知する必要がありそうですね。