スズキのSUV「SX4 Sクロス」発表!ライバルは「ヴェゼル」、「CX-3」!?
既に欧州では発売されているスズキのコンパクトSUV
「SX4 Sクロス」
が、海を渡って日本にやってきます。
国内で競合するのはズバリ、ホンダの「ヴェゼル」、そしてもうすぐ発売予定のマツダ「CX-3」です!
製造は国内ではなくハンガリーのマジャールスズキ。
かつてラインアップされたコンパクトカー「スプラッシュ」と同様、輸入という形で日本に入ってくるそうです。
ライバルに比べて随分シンプルな印象の外観ですが、最近のスズキらしくてこれもまたカッコいいです。
サイズは全長4300mm×全幅1765mm×全高1575mmでホイールベースは2600mm。
エンジンは1.6リッターで最大出力117ps、最大トルク15.4kg・m、FFと4WDがラインアップされ、燃費はFFで18.2km/L、4WDで17.2km/Lとなっています。
エンジンスペック的には多少ライバルに見劣りする気がします。
しかし、注目は新しい4WDシステム。
「ALLGRIP」と呼ばれるシステムで、「オート」「スポーツ」「スノー」「ロック」の4つの走行モードからシーンに合わせて最適なモードを選択可能。
さらに電子制御で姿勢や挙動などを検知して前後トルク配分や操舵アシストトルクを自動制御。
挙動安定に大きく貢献するそうです。
さすがは「ジムニー」のスズキ、ライバルより本格的なオフロード性能が期待できそうですね。
組み合わされるトランスミッションは7段マニュアルモード付CVTで、ステアリングにパドルシフトもついてきます。
先代「SX4」よりボディが拡大された分室内の広さも充分とれていそうです。
価格はFF車が204万1200円、4WD車が225万7200円。
今のところこの2種類というある意味潔いラインアップ。
以前の記事でも書いたとおり前々から日本導入の噂もありましたが、海外で好調なコンパクトSUVをライバルが増えた日本に投入というのは結構ナイスな判断だと感じます。
実績のある車種だとライバル相手に戦えるという見込みがある程度立ちますしね。
しかし燃費性能を気にするこの頃の日本での傾向から、この燃費の数値はちょっと心配な面もありますが、国内メーカー(正確にはマジャールスズキ社製ですが)のカッコいいコンパクトSUVが増えたのは歓迎!
CX-3もそうですが、実車をたくさん街で見かけるようになるといいなあ。