ダイハツ、Aセグメントカー「アジア(AXIA)」をマレーシア企業と共同開発し現地発表。
日本以外のアジア圏、欧州で展開していくスズキのAセグメントカー「セレリオ」とマレーシアでライバルとなりそうな車が発表。
軽自動車業界でのライバルメーカー・ダイハツとマレーシア現地法人のプロドゥアが共同開発した
「アジア(AXIA)」
という車です。
ダイハツ、マレーシアで新型国民車 アジア を販売開始…ミライース のノウハウ応用 | レスポンス
「EEV(Energy Efficient Vehicle)」というマレーシア政府が進めるエコカー政策に初めて対応した車で、ダイハツの軽自動車のノウハウから生み出された「グローバル・Aセグメントプラットフォーム」と、「イース」などで培ったエコ技術も盛り込んだ意欲作です。
とはいえ、製造は現地法人プロドゥアが担当。
製品情報もダイハツ・マレーシアのページには現在のところ見当たりません。
プロドゥア「アジア」公式ページ
Axia Advance - Introduction | Perodua
現地の企業に華を持たせた、というところでしょうか?
車名については「アジア(ASIA)」という言葉と、プロドゥア10番目の車という意味の「X」を組み合わせてこの綴りとなったそうです。
エンジンは998ccで66~67ps(49kw)、燃費が21.6km/lというなかなかの低燃費。
サイズは全長3640mm×全高1620mm×全幅1510mm、重量は850kg。
マルチスズキの「セレリオ」(全長3600mm×全幅1600mm×全高1560mm)とかなり近いサイズで、この国でもやはりライバルとなるのではないでしょうか。
こちらがそのマルチスズキ「セレリオ」。
外観デザインはセレリオも好きなのですが、正直今回は「アジア」の勝ちだと思いますね。
まあ、「アジア」は既視感というか、欧州コンパクトでこういう車あったような、という感じもしますが・・・
ちょっと残念なのは、現地法人との共同開発ということで、日本導入は期待薄なこと。
しかしこの「アジア」に採用されたダイハツの「グローバル・Aセグメントプラットフォーム」、世界展開を睨んだもののようなので、将来的にこれをベースとしたコンパクトカーを日本でも販売するかもしれませんね。
その辺に期待しましょう。