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「e:Sテクノロジー」の軽トラック!ダイハツ「ハイゼット」がフルモデルチェンジ


 

ライバルであるスズキ「キャリイ」から遅れること1年弱、ダイハツの軽トラック

 

「ハイゼット」

 

が15年ぶりのフルモデルチェンジを行いました。

 

【ダイハツ ハイゼット トラック 新型発表】15年ぶり刷新、パックオプションを多数設定 | レスポンス

 

ダイハツ、「e:Sテクノロジー」で19.6km/Lを実現した新型「ハイゼット トラック」 / ボディーカラーは全8色。特装車両の「ハイルーフ」「ジャンボ」も発売予定 - Car Watch

 

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注目する点は「軽トラックの常識をくつがえす豊富なボディカラー」などたくさんありますが、あの「e:Sテクノロジー」の採用により、19.6km/lという低燃費を叩きだしたことが最も大きな話題でしょう!

 

 

この19.6km/lという数値は、ライバル「キャリイ」の19.4km/lより0.2km/l良い数値。

それもキャリイの方は新型ミッション「AGS(オートギアシフト)」搭載でつい最近達成した数値です。

 

エアコン・パワステレス車の5MTでの燃費ですが、4AT搭載車でも17.4~18.4km/l(2WD)と、なかなかの低燃費をマークしています。

 

e:Sテクノロジーの優秀さがわかりますね。

 

そしてカラーバリエーション。

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オレンジ(9月末発売予定)や、

 

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なんとピンク!

 

全部で8色もラインアップされています!

 

なんでもダイハツは農林水産省が進める「農業女子プロジェクト」へ自動車メーカーとしては唯一参加しているそうで、その絡みもあってカラーを増やしたらしいです。

 

また、女性へのアピールとしては、UVカットガラスやバニティミラー、微細な粒子をカットするスーパークリーンエアフィルターがついてくるオプション「ビューティーパック」なんてものも設定されています。

 

しかし軽トラックといえばせいぜいボディカラーは白とシルバーですが、思い切ったことをします。

 

 

 

実用面では荷台長が1940mm、荷台フロア長2030mm、荷台幅1410mmと、「キャリイ」と同じ数値。

荷台高は285mmと、290mmのキャリイにちょっと及ばず。

まあ、ごく僅かな差ではないでしょうか。

 

面白いのはガードフレームからテールゲートの長さ「ガードフレーム荷台長(1945mm)」という数値で「No.1」アピールをしている点。

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積載部分でどこかライバルに勝る部分をアピールしたかったのでしょうかね。

キャリイはこの数値に関してどれくらいなのでしょうか?

 

何にせよ、積載性はライバルに決して劣るものではないようです。

 

あと地味に注目する点として、前面パーツの一部樹脂化、アッパーボディ表面積の防錆鋼板100%使用、フレームや下回りの防錆強化などサビ対策に相当の力を入れています。

 

他にもドア開度拡大による乗り降りのしやすさや室内空間の拡大もポイント。

これはプラットフォーム一新によるもので、当然剛性もアップしたそうです。

 

強化されたポイントが昨年モデルチェンジした「キャリイ」と似通っている印象で、 もちろんだいぶ研究したのでしょうが、積極的に行った既存ユーザーへの調査の結果などが主に反映されたようですね。

 

 

先日の「キャリイ」のAGS搭載も個人的には驚きましたが、その軽トラ離れしたカラーバリエーションの豊富さから、既存ユーザー以外へのアピールはこの「ハイゼット」が有利かな?と想像します。

 

11種類という多彩なグレード展開も強力です。

 

これはスズキもうかうかしていられませんね。