ダイハツ新型「コペン(COPEN)」概要発表。200万円以下を目指し6月中旬発売予定
※6/19追記:新型発売!
新型「コペン」発売!ベースモデルは「コペンローブ」と「Xモデル」、外装互換性なし - クルマ好きなら毎日見てもいいじゃない
「着せ替えが可能な車」というユニークさもあって、東京モーターショーで話題となった「KOPEN(コペン)」の市販化は決定していますが、ダイハツの新技術説明会でその概要が発表されました。
車両デザイン:新型「コペン」は「走る楽しさ」と「持つ喜び」を追求、価格も200万円以下に (1/3) - MONOist(モノイスト)
画像は「KOPEN future included」。
名前も先代の後継モデルらしく「COPEN」となり、価格は税込みで200万円以下に抑える方向で進んでいるようです。
搭載されるミッションは7速スーパーアクティブシフト付きCVTに5MT。
エンジンは出力64ps、トルク9.4kgmのターボエンジン「KF-VET」。
当然、軽自動車の自主規制枠いっぱいの出力で出ます。
外装だけでなく内装まで着せ替え可能な「DRESSFORMATION(ドレスフォーメーション)」という脱着機能がこの車のトピックの一つですが、それを可能にしたのは「D-Frame(ディーフレーム)」という新骨格構造。
車両全体の一体化に各部補強を加え、骨格のみで高い剛性を確保しているそうです。
その強度は、なんと先代コペンより上下の曲げ強度で3倍、ねじり剛性で1.5倍というもの。
着せ替え用に外板パーツが樹脂化されたり、燃料タンクも高剛性仕様の樹脂タンクが採用されたりして約70kgもの軽量化がなされましたが、この高剛性構造のため車体の重量は20kgの増加(5MT車比較)になってしまったとのこと。
しかしこの剛性を手に入れるためならば充分妥協できる数値と言えますね。
このおかげで「DRESSFORMATION(ドレスフォーメーション)」が採用できたということですし。
ちなみに、「ミラ イース」の骨格がベースだそうです。
初代コペンの発売時に話題となった電動開閉式ルーフも再び採用。
これがないとコペンじゃないですよね。
燃費も大幅に性能アップしているようで、アイドリングストップ付きであるCVTモデルで25.2km/L、5MTモデルで22.2km/Lと、スポーティモデルとしてはかなりの低燃費。
CVTに関しては免税・または75%減税、5MTは50%減税となる予定ということで、思ったよりも買いやすい車となりそうです。
他にも空力やサスセッティング、マフラー音なんかにも力を入れて開発されているようなので、ダイハツの本気具合になんだかちょっとワクワクしてきました。
6月には一般向けのテストドライブも限定100名で行われ(応募は終了しています)、発売に向けて盛り上がっていきそうですね。
新型コペン First Test Drive | 新型コペン 公式プレサイト
今回の情報はダイハツの公式ページで見ることが出来ます。
ここを見て、発売日までワクワクしましょう!
※6/19追記:新型発売!
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