次のスカイアクティブエンジンは圧縮天然ガス?アクセラのCNGガスモデル「MAZDA3 SKYACTIV-CNG」が東京モーターショーに
11月21日の国内販売にタイミングを合わせ、マツダの新型「アクセラ」が東京モーターショーでお披露目されます。
すでに概要は発表済みですが、そこへその新型をベースにしたコンセプトカー、
「MAZDA3(日本名:アクセラ) SKYACTIV-CNG」
が出展。
こちらのトピックは、なんと圧縮天然ガスとガソリンの両方を使用できるSKYACTIVエンジン!
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マツダ、東京モーターショーで「アクセラ」CNG(圧縮天然ガス)仕様を世界初公開
【東京モーターショー13】圧縮天然ガス使用、マツダ3 SKYACTIV-CNGコンセプト を参考出品
米国で「シェール革命」といわれ、大量に出回ることが予想される安価な燃料である天然ガス。
CO2の排出量もガソリンより2割ほど低いのも特徴。
当然自動車の燃料としても期待されますが、マツダの「SKYACTIV-G」は高圧縮比が特徴のエンジン。
高圧縮で燃焼させる天然ガスとの相性は抜群で、簡単な改良で対応できるそうです。
しかも、「デュアルフューエル方式」で、従来のガソリンと併用が可能!
元々の技術をほぼそのまま使用して高い環境性能を持つ車を出すことができるわけで、他社に対して結構大きなアドバンテージになるのではないでしょうか?
実際には、馬力などの動力性能が通常のガソリン車と比べてどの程度のレベルになるのかも重要ですが、期待は大きいですね。
以前のRX-8試作車に搭載された「水素ロータリー」よりも、はるかに現実的な環境車であることは間違いありません。
これでマツダは新型アクセラでSKYACTIV技術としてガソリン、ハイブリッド、ディーゼル、圧縮天然ガスの4つのパワートレインを世に見せることになります。
あとは、経営の腕の見せ所。
「SKYACTIV-CNG」の市販化も含め、期待しています!